ユニークな名前の地方銀行「トマト銀行」の特徴とサービスについて

トマト銀行の足りない部分

トマト嫌いには、複雑な名称の銀行かもしれない「トマト銀行」。みなさんも一度は聞いたことのある銀行ですが、もともとトマト銀行は岡山県岡山市に本店がある地方銀行です。旧名称は山陽相互銀行だったのですが、ライバル銀行に負けまいとインパクトのある名称をつけてしまったこともあり、一時は流行語大賞の候補にも選出されるぐらい知名度を上げた銀行です。

トマト銀行というからには、なにかトマトにちなんだメリットでもあるのかと考えてしまいますが、取り扱っている商品も住宅ローンから定期預金など、いわゆる普通の銀行のようです。ただし、名称のインパクト的には香川銀行の「セルフうどん支店」に匹敵するかもしれません。

トマト銀行に足りない部分と言えば、この名称に「負けてしまっている」部分かもしれません。インターネットバンキングやインターネット専業支店の運営では成功を収めていますが、たとえば2014年1月から始まったNISA制度に呼応した投資信託商品への取り組みについては、まだまだセールスが行き届いてない気がします。さまざまなタイプの商品を取り扱って、多くの顧客の金融ニーズに対応してほしいものです。

その他トマト銀行は、他の銀行に負けないようなポイントサービスやカードローンなどもたくさん取り扱っています。特にカードローン「Q−Li(きゅーり)」は上限額が業界屈指の1000万円となっているなど、非常に使い勝手の良い商品になっています。ですが、そのPRができているかと言えば、どうしても営業エリア内にしか及んていない状況です。せっかくいい商品をたくさん持っているのに、名前だけ知られて、肝心の商品PRができていないというのも、トマト銀行に足りない部分かもしれません。