ユニークな名前の地方銀行「トマト銀行」の特徴とサービスについて

なぜ「トマト銀行」と言う名前なの

トマト銀行という名前の銀行があることを、あなたはご存知でしょうか。トマト銀行という名前を聞くと、正直、怪しい感じや銀行として頼りなさそうなイメージがあります。ところで、このトマト銀行、あなたはどうしてこんな名前にしたのか知っていますか。

トマト銀行は岡山県の銀行です。おそらく、他の地方の人は知らない銀行かと思います。トマト銀行は1989年に山陽相互銀行から普通銀行へと転換し、名前をトマト銀行に変更しました。山陽相互銀行というお堅い名前の銀行名から、トマト銀行という銀行に似つかわしくない名前に一気に変更したのです。

それでは、なぜ、お堅い名前ではなく、銀行名には思えない今の名前に変更したのかと言えば、転換後の銀行が目指すイメージが、世界中で愛され庶民的で認知度の高く、みずみずしく、新鮮で、明るく健康的なトマトのイメージとぴったりであったため、トマト銀行という名前に変更し、名前と一緒に、シンボルマークもトマトをモチーフにしたユニークなデザインにしました。

トマト銀行という銀行名は当時としては非常に斬新でありました。その結果、全国的に新聞や週刊誌等に取り上げられました。そして、流行語大賞の候補にまで挙げられ、新語部門の銅賞に選ばれました。また、トマト加工業国内最大手であるカゴメが新規口座を開設するなど、話題性があって銀行そのものの知名度を格段に向上させる効果があったのです。今ではさまざまな名前の銀行が存在していますが、トマト銀行はカタカナを使った斬新な銀行名を名乗ったことから、まさに先駆者の銀行と言えます。